DIYに興味がある初心者の皆さん、自宅の外壁コーキングの補修を自分で行いたいと考えていませんか。
外壁コーキングは、家を守る重要な役割を担っています。
しかし、打ち替えと増し打ちの違いや、どの方法を選べばいいのか悩むこともあるでしょう。
この記事では、外壁コーキングの基本、打ち替えと増し打ちの違い、そしてそれぞれのメリットとデメリットをわかりやすく説明し、どの方法を選択すべきかの判断基準をご紹介します。
目次
□外壁コーキングの基本!打ち替えと増し打ちの違い
外壁コーキングの補修には主に二つの方法があります。
それは、「打ち替え」と「増し打ち」です。
これらの方法を理解し、自宅の状態に最適な選択をすることが重要です。
1:打ち替え
打ち替えは、古いコーキング材を完全に取り除き、新しい材料を使用して補修する方法です。
この方法のメリットは、劣化したコーキングを根本から解決できる点にあります。
しかし、手間がかかり、コストも増し打ちに比べて高くなります。
2:増し打ち
増し打ちは、古いコーキング材の上から新しい材料を重ねていく方法です。
作業は簡単で、コストも抑えられるメリットがありますが、下地の状態が良好でないと、効果は長続きしません。
□あなたの家に合うコーキング方法は?
増し打ちと打ち替えの概要について把握したら、次はご自身の住宅に合う方を選択するだけです。
ただ、「自分の家にはどちらの方法が適しているのだろう」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
結論から申し上げますと、外壁コーキングの補修方法を選択する際は、「外壁コーキングの状況を把握すること」と「増し打ちと打ち替えの違いを把握すること」の2つのポイントを押さえておくことが必要不可欠です。
*外壁コーキングの現状を把握すること
外壁コーキングの増し打ちとは、簡単に言えば既存のコーキング材の上に新たにコーキング材を重ねて塗る方法です。
しかし、既存のコーキングが既に劣化している場合、新たに塗ったコーキング材が剥がれたり、ひび割れを引き起こす原因になることがあります。
そのため、外壁コーキングを選ぶ際は、建物の状態やコーキングの劣化状況を慎重に評価する必要があります。
一部の施工会社は「プライマーを使用すれば増し打ちでも問題ない」と主張することがありますが、プライマーを適用したとしても、十分な厚さが確保できず、最終的には破断のリスクが残ります。
*増し打ちと打ち替えの違いを把握すること
増し打ちと打ち替えの違いについても理解することが重要です。
増し打ちでは既存のコーキング材を撤去せず、その上に新しいコーキング材を塗ります。
既存のコーキングが劣化していたり、コーキング部分の厚さが不足している場合は、増し打ちが不適切な選択となる可能性があります。
一方で、打ち替えは既存のコーキング材を全て取り除き、新たにコーキング材を施工する方法です。
この方法は増し打ちよりも耐久性が高く、劣化した部分を全面的に修復できる利点があります。
自宅の外壁コーキングを考える際は、これらの点を十分に検討し、最適な方法を選択することが重要です。
自宅の状態に最適な方法を選ぶことで、長期的に外壁の保護とメンテナンスを行えます。
□まとめ
外壁コーキングは、家を保護する上で欠かせない部分です。
打ち替えと増し打ちの違いを理解し、自宅の状態に合わせた最適な方法を選びましょう。
また、外壁コーキングの補修は専門的な知識だけでなく、高い技術力を要する作業でもあります。
お一人で作業をすることに不安を感じるという方は、ぜひお気軽に当社までご相談ください。