外構の計画を立てるとき、たくさんのおしゃれな実例を参考にして、デザインをイメージしていくでしょう。
もちろんそれも大切なのですが、それ以上におしゃれにするための基本的なポイントを押さえておかないと、完成後に納得のいかない仕上がりになってしまうかもしれません。
そこで今回は、外構をおしゃれにするためのポイントについて解説していきます。
また、おしゃれな外構デザインの事例もあわせてご紹介しますので、完璧な状態で外構デザインを考えていきましょう。
□外構をおしゃれにするためのポイントについて
*建物の外観に合わせて「スタイル」を決めておく
住宅に限った話ではなく、おしゃれなデザインを作るうえでの基本は「統一感」です。
外構の場合は門やアプローチ、駐車場など、それぞれの統一感も大切ですが、何よりも建物とデザインが合っていないと「おしゃれ」からは程遠くなってしまいます。
そのため、外構工事を依頼する前に、まずはどんなスタイルにするのか、そのイメージを固めておきましょう。
*門から玄関までを外構デザインの中心に考える
外構について考える際は、玄関から門までを中心にして、デザインを考えるようにしましょう。
道路から見える外構は「家の顔」となるわけですから、そこに力を入れれば、家全体のデザインはぐっと良くなるはず。
だからこそ、人目に付く門から玄関までには、しっかり力を入れてデザインを考えていきましょう。
□おしゃれな外構のデザイン事例について
1.スタイリッシュモダン
コンクリートブロックと土間を活用したシンプルな外構ですが、モダンの雰囲気で統一することで、スタイリッシュな印象も持ち合わせた外構です。
建物全体とトータルコーディネートにすることで、グレー1色の構成でも違和感や寂しさを感じることなく、高級感のある雰囲気を楽しませてくれます。
2.アメリカンモダン
ラップサイディングの建物に合わせて、現代的なイメージに仕上げたアメリカンモダンの外構。
外構全体はシンプルにまとめることで、特徴的な枕木門柱とアメリカン風の赤いポストを、より魅力的に引き立たせています。
3.ナチュラルモダン
塀や門のない開放的なオープン外構を、ナチュラル&シンプルなイメージに仕上げた事例です。
駐車場・門柱・階段と、シンプルな構成の外構ですが、色合いの組み合わせを工夫することで、ナチュラルな雰囲気を醸し出しています。
4.南国リゾートテイスト
キューブ状のシンプルな構造の建物を、さりげないリゾートテイストで、おしゃれにコーディネートした外構です。
スリットとレンガの曲線デザインが、広い土間コンクリートの駐車場に、立体感や動きを与えてくれています。
□まとめ
外構のデザインについては、住宅の第一印象を決める、重要なポイントです。
それゆえ、おしゃれにしたい方も多いと思いますが、おしゃれなデザインを眺めているだけでは、理想の外構を叶えることは難しいでしょう。
だからこそ、今回お伝えしたおしゃれにするための基本的なポイントを把握して、悔いのない外構デザインを叶えられるようになりましょう。