サンルームがあると雨の日にも洗濯物が干せたり、くつろぎスペースにできたりと魅力がたくさんありますよね。
しかし、そんなサンルームにもデメリットはあります。
 今回はサンルームのデメリットを3つ取り上げ、どのようにすればそれを克服できるかをご紹介します。
□サンルームは作らない方がいい?デメリットをご紹介!
サンルームについて調べると、デメリットについて言及しているものを目にしたことがある方もいらっしゃると思います。
 今回は洗濯物が乾きにくい、夏は暑く、冬は寒い、税金がかかる、の3点をそれぞれ詳しく見ていきます。
・洗濯物が乾きにくい
 洗濯物が乾くには温度と湿度が重要です。
 そのため、十分に換気を行っていないと洗濯物が乾きにくくなります。
 たしかにサンルームの窓を閉め切っていると洗濯物は乾きづらいですが、窓を開けて空気を取り込めば乾きやくすなります。
 もし雨が降っていたり、寒かったりして窓を開けるのが困難な場合は、扇風機を使って空気を送り込むとしっかり乾きますよ。
・夏は暑く、冬は寒い
 サンルームはガラスで囲まれた空間のため、外気温の影響を受けやすいのは事実です。
 しかし、これには対応策があります。
 例えば屋根を設置する、熱を吸収する屋根材を使う、すだれを吊るす、などが効果的です。
・税金がかかる
 サンルームは建物であるため、固定資産税の課税対象です。
 ただし、サンルームは住宅ほど大きい建物ではないため、税金も1.5~2万円が相場です。
 「毎年この額を払えばサンルームが手に入るなら安い」と感じる方は、ぜひサンルームの設置をご検討ください。
□快適なサンルームはポイントを押さえるべし!
先述のデメリットは対処可能なものでした。
 それらの対処とは別に、サンルームを作る前に3つのポイントを押さえることで、より後悔のないサンルーム作りができます。
 サンルームを設置する費用は安くはないため、想定と違う、あるいは納得のいかない仕上がりにならないよう、必ず確認しておきましょう。
1.設置目的の明確化
目的によって必要なサンルームのサイズが異なります。
 一般的にサンルームを広くするほどかかる費用も高くなるため、無駄に費用をかけないように目的を明確にしておきましょう。
 目的の例としては、くつろぐため、洗濯物を干すため、お子さまと遊ぶためが挙げられ、この順に必要なスペースが広くなります。
2.日当たりの良い場所を選ぶ
サンルームに日がよく入る方が洗濯物は乾きやすく、湿気も溜まりづらくなります。
 そのため設置場所は南向きが最適ですが、お家の構造上難しい場合は南東向きもおすすめです。
 どちらも困難な場合は湿気が溜まらないように窓を開ける、サーキュレーターを使うなどの対策を練る必要があります。
3.設備・オプションを取捨選択する
サンルームには換気扇や可動式物干し竿、日よけなどをオプションで付けられます。
 設備を追加すると便利にはなりますが、場所が狭くなったり、費用がかさんだりします。
 そのため、目的の明確化をした上で、本当に必要な設備を選ぶようにしましょう。
□まとめ
サンルームのデメリットである洗濯物の乾きやすさと外気温の影響を受けやすい点は換気や屋根の設置によって克服することができます。
 税金についても具体的な見積もりを出し、その金額を設置することのメリットと照らし合わせて実際に設置するか検討すると良いでしょう。
 また、サンルームを設置する場合には事前に目的の確認、日当たりや設備の検討を十分にすることをおすすめします。
当社はエクステリアの施工や塗装工事を行う会社です。
 今回取り上げたサンルームの施工も承っておりますので、サンルームに少しでも興味をお持ちの方はぜひ当社までお問い合わせください。