お家時間を楽しむためにお庭でバーベキューやガーデニングを楽しむ方もますます増えていますよね。
そのため、お庭でのプライバシーを守るために新しく外構フェンスを設置する人も多くいらっしゃいます。
外構フェンスはプライバシーを守ること以外にもデザイン性の観点から設置する方もいらっしゃいますが、その場合、最適な外構フェンスの高さが変わってきます。
今回はそんな外構フェンスの目的別に必要な高さを解説するので、これからフェンスを設置しようと考えている方は必見です。
□外構フェンスの高さを決める前の確認事項3点
実は、外構フェンスの高さを決めるより先にしなければならないことがあります。
それは外構フェンス設置の目的、敷地の状況、外構フェンスの高さの上限の把握です。
1.外構フェンス設置の目的
外構フェンスの高さはその目的によって変わります。
例えば次のような目的が考えられます。
・隣の家から見えないようにする
・公道から見えないようにする
・外観をおしゃれにする
・防音、防風する
基本的に目隠しや防音・防風が目的の場合は外構フェンスを高くしますが、デザイン性のためであれば必ずしも高くする必要はありません。
2.敷地状況
これは目隠しを目的とする場合に必要な確認で、特に高低差に注目します。
道路との高低差、隣の家との高低差をチェックしてみてください。
もしご自宅の敷地内と敷地外の地面の高さに差がある場合、どちらか一方のみの高さを規準に考えてしまうと、外構フェンスを実際に設置した際に希望と異なる高さになりかねません。
外構フェンスを設置するのは敷地内と敷地外の両方がどのような場所なのかを確認しましょう。
3.外構フェンスの高さの上限
建築基準法によって、ブロックと外構フェンスを合わせた高さは2.2メートルまでと決められています。
どんなに目隠しをしたくてフェンスを高くしたくても、法令違反にならないように注意してくださいね。
□目的別、外構フェンスの高さの目安をご紹介!
先述の通り、外構フェンスの高さはその目的を把握することが大事です。
ここでは隣の家からの目隠し、公道からの目隠し、雰囲気作り、の3つの目的別におすすめの外構フェンスの高さを見ていきます。
・隣の家からの目隠し
この場合は隣の家と面しているご自宅の窓の高さにすると良いでしょう。
隣家との距離が近いとある程度の高さは欲しいと考えがちですが、高すぎると隣の家の光を遮ってしまいます。
トラブルの原因にもなりかねませんので、高さは必要最低限にしましょう。
・公道からの目隠し
公道からの視線を遮るには敷地外の地面から180センチメートル程度にすると良いでしょう。
あくまでもフェンス自体の高さではなく、ブロックの高さも合わせて全体で約180センチメートルにするということに注意してください。
・雰囲気づくりのため
この場合は敷地外の地面から150センチメートル程度にすることをおすすめします。
これはお庭の中から立つと外が見えるけれど、座ると外からの視線が気にならなくなるちょうど良い高さです。
木目調の外構フェンスにすることでデザイン性も担保できますよ。
□まとめ
外構フェンスの高さは目的別に異なりますが、まずは目的や敷地内・外の地面の高さ、そして上限を把握してから決めましょう。
当社はエクステリアや住宅塗装を請け負う会社です。
もちろん外構フェンスの設置を承っておりますので、ご興味のある方はぜひ当社までお問い合わせください。