外壁は家の第一印象を決める重要な箇所のため、なるべく綺麗な状態を保ちたいですよね。
そこで今回は、外壁の劣化を示している症状と外壁を長持ちさせるポイントについて解説します。
劣化を示す症状を知ることで、劣化を早めに発見し対策できるようにしましょう。
□外壁の劣化を示している症状
*外壁の色あせ・変色
色あせや変色は、家を建てて3年程度で現れることが多いです。
外壁が長期間紫外線の下にさらされることで、膜を守る樹脂が劣化して変色が起こります。
塗膜の性能が弱まると、内側の塗料の状態も変化するため塗装の劣化につながります。
*チョーキングが起こる
チョーキングとは、チョークのような白い粉が壁の表面に付着する現象のことです。
チョーキングが起こると防水機能が失われます。
チョーキングは、家を建てて6年程度で現れることが多いです。
手で壁を触った際、手が白く汚れるかどうかでチョーキングが起こっているかどうかを確かめられます。
*コケやカビの発生
チョーキングが起きて防水機能が失われると、コケやカビが生えやすくなります。
コケやカビは湿気が多い場所でよく発生するため、放置すると腐食の原因になる可能性もあります。
また、カビは人体に悪影響を及ぼすものもあるため注意しましょう。
□外壁を長持ちさせるためのポイント
1.定期的にメンテナンスする
定期的にメンテナンスすることで、見ただけではわからない外壁の劣化や小さな劣化も見逃すことなく早期に発見し、必要な工事を施せます。
外壁洗浄剤を使用してメンテナンス時に洗浄するので、土埃や排気ガスだけでなくコケやカビも落とせるため、外壁を長持ちできます。
2.外壁塗装は、適切な塗装会社に依頼する
外壁塗装には、塗料の配合量や当日の天候など考慮すべき条件がたくさんあります。
そのため、どんなに良い塗料を使用しても手抜き作業をされると耐久性が低く、本来の耐用年数よりも早い劣化につながります。
そのため、塗装会社を選ぶ際には、当社のようにしっかりと誠意を込めて塗装と向き合っている会社を選ぶようにしてください。
3.下地処理を適切に行う
下地処理には、ケレン作業や高圧洗浄など複数の工程があります。
下地処理は外壁の汚れを除去し、塗装後に起こる早期劣化を防ぐ重要な役割があります。
□まとめ
外壁が劣化した際は、色あせや変色、チョーキング、コケやカビの発生が起こります。
外壁を長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスや下地処理を適切に行うこと、外壁塗装は適切な塗装会社に依頼することなどが挙げられます。
定期的にメンテナンスを行い、劣化の早期発見につなげましょう。