目隠しフェンスを設置しようと考えているものの、どんな種類があり、どのように選べばよいか分からずお困りの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、目隠しフェンスの種類と目隠しフェンスの選び方をご紹介します。
□目隠しフェンスの種類
1.横目隠しフェンス
横目隠しフェンスとは、フェンスの板が横に貼られたもののことです。
道路から見た時や玄関を開けた時、庭に立った時などに近隣から見えづらく、プライバシーを守れます。
また、隙間が少ない造りであり、高さや幅を自由に調節できるため、家の外観に自由に合わせられるメリットがあります。
ただし、圧迫感を感じやすく、風通しが悪くなる可能性があるため注意しましょう。
2.縦目隠しフェンス
縦目隠しフェンスとは、フェンスの板が縦に貼られたもののことです。
横目隠しフェンスと同じ程度の目隠し度合いですが、横目隠しフェンスよりも光や風を取り入れやすいメリットがあります。
また、パネルが縦に組み合わされているため、防犯性が高く、小さな子供が登り誤って転落する事故も防げます。
3.ルーバーフェンス
ルーバーフェンスとは、細長い板を間隔をあけて並べたフェンスです。
メリットは、通気性が良く、シンプルなデザインから木目調のデザインまで種類が豊富なことです。
縦状なら和室の家に、横状なら洋風の家に向いています。
4.ラティス
ラティスとは、格子状に作られた木製の目隠しフェンスのことを指します。
隙間が多く光が良く入り、風通しも良いためおしゃれな演出ができます。
一方で、目隠し度は低いため注意しましょう。
目隠しの役割だけでなく、日よけや風よけ、ガーデニングの演出など多様な用途で使用できます。
目隠しの役割を高めたい際は、ラティスにつる性の植物を絡ませる方法もあります。
□目隠しフェンスの選び方
*圧迫感が出ないようにする
フェンスは目隠しの役割が前提ですが、フェンスの素材や設置する高さによっては圧迫感が出ることがあります。
特に暗い色合いや重圧感のあるデザインは、狭く見えて圧迫感を感じる可能性もあります。
*風通しや採光は良いかどうか
フェンスの板の隙間や設置する高さによっても、風通しや採光具合はずいぶん変わります。
特に、高さがあるフェンスは設置する方角や位置によって、採光や風通しを妨害する可能性もあるため注意しましょう。
□まとめ
目隠しフェンスには、横目隠しフェンス・縦目隠しフェンス・ルーバーフェンス・ラティスなど様々な種類があります。
目隠しフェンスを選ぶ際は、板の質感や設置する高さを考え、圧迫感が出ないようにしましょう。
また、風通しは良いか、光は十分に入ってくるかなども考慮して選びましょう。