トイレの独特な臭いがきついと息を止めたくなる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
特に長年使っているトイレはいくら掃除しても臭いが消えないなんてこともありますよね。
今回はそんなトイレの悪臭の原因とその発生を予防する方法をご紹介します。
□トイレが臭い原因とは
定期的にトイレを掃除しているのに、どうしても臭ってしまう原因は5つ考えられます。
1．汚れが取り切れていない
見落としがちなウォッシュレットや便器の裏側、壁・床などを掃除していないと汚れがたまってこもった臭いを発生させてしまいます。
2．飛び散った尿
立って用を足したときや蓋を開けたまま水を流すと尿が飛び散って便器の裏側や壁・床についてしまうことがあります。
これを放置してしまうとアンモニア臭が発生してしまうのです。
3．換気扇のカビ
トイレは水気が多く湿度の高い場所です。
そのため、換気扇でカビが発生しやすいのです。
カビの臭いの原因となるのはもちろん、放置したまま換気扇を回し続けるとカビの胞子がトイレ中に飛散し、それを吸い込むことで健康を害する可能性もあります。
4．排水管のつまり
トイレは配管内に常に水をためておくことで下水道からの悪臭が便器から出てこないような仕組みになっています。
しかし、配水管が詰まってしまうと本来たまっているはずの水がたまらなかったり、水位が下がってしまったりして下水道からの臭いが出てきてしまうのです。
5．外的要因
湿度の高い梅雨や夏は雑菌が繁殖しやすく、また、気温が高いと臭いが充満しやすくなります。
このようにトイレ自体に問題はなくてもそれ以外の外的要因によっても悪臭が発生してしまうこともあります。
□トイレの臭いを予防する方法とは
トイレの臭いはご自身で予防することができます。
簡単にできるものもあるので、ぜひ試してみてくださいね。
・定期的な掃除
当たり前ですが非常に効果的な臭いの予防法です。
臭いの元である汚れをためないようにこまめに掃除しましょう。
・座って用を足す・蓋をして流す
先述のように飛び散った尿は臭いの原因となります。
尿が飛び散らないように座って用を足す、流すときは蓋をするという習慣をつけるだけで臭い予防になります。
・消臭剤
最も手軽な臭いの改善策は消臭剤を設置することです。
置くだけでトイレの空間をお好きな臭いに変えられます。
しかし、臭いの根本を絶っているわけではないため、トイレの掃除は怠らないようにしましょう。
□まとめ
トイレの臭いの原因は汚れ、飛散した尿、換気扇のカビ、配水管のつまり、季節などの外的要因が考えられます。
トイレ独特の嫌な臭いをなくすためには、こまめな掃除、座って用を足す・蓋をして水を流す、消臭剤を置くなどの方法が効果的です。
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