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木質系サイディング完全ガイド!美しさと持続可能性を兼ね備えた選択

家を建てる際に、外壁材の選択は重要な要素の一つです。
中でも、自然の木材を使用した木質系サイディングは、その温かみのある風合いと美しさから人気が高まっています。

しかし、木質系サイディングにはメリットだけでなく、デメリットもあることを知っておく必要があります。

この記事では、木質系サイディングの主要な種類と選び方、そしてメリット・デメリットについて詳しく解説します。

 

□木質系サイディングの選び方と種類

木質系サイディングには、大きく分けて無垢材と集成材の2種類があります。

1:無垢材

無垢材は、天然木材を加工して作られたサイディングです。
杉、桧、レッドシダーなどの樹種が使用されており、それぞれ価格と耐久性が異なります。

例えば、レッドシダーは高価ですが耐久性に優れ、長期間使用できるのが特徴です。
一方、杉や桧は比較的安価ですが、耐久性が低いためメンテナンスが必要となります。

2:集成材

集成材は、複数の木材を接着剤で強固に固定したサイディングです。
無垢材と比べて強度と耐久性が高く、メンテナンスの頻度も少なくて済みます。
また、さまざまな樹種を組み合わせて作ることができるのも特徴の一つです。

木質系サイディングを選ぶ際は、以下の点に注目しましょう。

1:木材の品質

自然素材の良さを生かすためには、品質の高い木材を選ぶことが重要です。
木材の種類によって色合いや風合いが異なるため、好みに合ったものを選びましょう。

2:耐久性

木材は天候や虫害の影響を受けやすいため、特に外壁材として使用する場合は耐久性の高いものを選ぶ必要があります。
また、経年変化による変色やひび割れ、腐朽などを防ぐために、定期的なメンテナンスも欠かせません。

3:施工方法

水平張り、垂直張り、よろい張りなど、様々な施工方法があります。
それぞれ特徴やメリット・デメリットが異なるため、建物の構造や用途、デザインなどを考慮して選ぶ必要があります。
専門家に相談するのも良いでしょう。

4:予算

木質系サイディングの価格は、種類や耐久性、施工方法によって異なります。
予算に合わせて、適切な素材と施工方法を選ぶことが大切です。

 

□木質系サイディングのメリットとデメリット

木質系サイディングには、本物の木ならではのメリットとデメリットがあります。

1:メリット

木質系サイディングの最大の魅力は、木材特有の温かみのある風合いです。
人工的な木目調では再現できない繊細な質感があり、経年変化による色合いの変化も味わい深いものがあります。

また、木材は断熱性に優れており、省エネ効果も期待できます。
天然素材であるため、環境に優しいのも大きな利点の一つと言えるでしょう。

2:デメリット

木質系サイディングは、他の外壁材と比べて価格が高い傾向にあります。
特に上質な木材を使用したものや、特殊加工を施したものは、かなりの高額になることもあります。

また、自然の木材を使用しているため、防火性能の面で他の外壁材よりも劣ります。
特殊加工された一部の製品は準防火地域に対応していますが、コストが高くなる可能性があります。

木材は雨水などの影響で腐食しやすいのも難点です。
腐食を防ぐためには、3~10年に一度は塗装を行う必要があります。
木目を活かせるクリア塗装が主流ですが、シーリングの補修も必要になることがあります。

 

□まとめ

木質系サイディングは、無垢材と集成材の2種類に大別され、それぞれ価格と耐久性が異なります。
選ぶ際は、木材の品質、耐久性、施工方法、予算などを考慮する必要があります。
木質系サイディングの最大の魅力は、木材特有の温かみのある風合いと美しさにありますが、価格の高さや防火性能の低さ、定期的なメンテナンスの必要性など、デメリットもあることを理解しておく必要があります。

木質系サイディングを検討する際は、メリットとデメリットを十分に吟味し、専門家に相談しながら、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

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