水性塗料と油性塗料の違いについてご紹介します!

外壁塗装の塗料選びをしている段階で、水性塗料と油性塗料の違いが気になっている方は多いのではないでしょうか。
含まれる成分が違うと塗料の特徴・扱い方も変わってくるので、この機会に知っておくと良いでしょう。
そうすることで、ご自身で塗装される際も特徴を押さえて綺麗に塗ることができるでしょう。
今回は、水性塗料と油性塗料の違いと水性塗料や油性塗料を使用する際のポイントについてご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。

□水性塗料と油性塗料の違いについて

塗料の基本成分は顔料・樹脂・添加剤・溶剤の4種類です。
溶剤は顔料・樹脂・添加物を混ぜ、スムーズに塗り込むための媒体の役割を果たします。
そして、水性塗料と油性塗料の分類は、この溶剤が水性であるか油性であるかによって決まります。

*水性塗料

水性塗料は溶剤に水を使用した塗料のことです。
メリットとしては、以下の3点が挙げられます。

1.水を使用しているため安全性に秀でている
2.匂いが気にならない
3.油性塗料に比べると安価

デメリットとしては、以下の3点が挙げられます。

1.耐久性の面で劣る
2.塗装できない材質もある
3.速乾性に劣る

*油性塗料

溶剤にシンナーを用いた塗料のことです。
水ではなくシンナーで希釈することで、密着性が生まれ、塗料を塗り込みやすくなるメリットがあります。

また、水性塗料に比べると高価ですが、耐久性に優れています。
ただ、シンナー特有の匂いや引火性があるため取り扱いには注意しなければなりません。

□水性塗料や油性塗料を使用する際のポイントについて

・適した道具を用意する
塗料を塗る際は、基本的に刷毛(はけ)・ローラー・スプレーの3種類を用い、場所・場面によって道具を使い分けることが重要です。

細かい部分・細い直線には刷毛、ムラなく広い範囲に塗りたいときはローラー、早く作業しなければならない場合はスプレーをおすすめします。

ローラー<刷毛<スプレーの順で扱いが難しくなります。
初心者には扱いやすいローラーを使うことをおすすめします。

・よく混ぜる
使用前にしっかり混ぜなければ、色ムラが生まれてしまいます。
開封前であれば、逆さにして振ることで全体が混ざります。
蓋を開けてからも全体をよく混ぜましょう。

・表面を整える
表面が平らで整っていることで重ね塗りがしやすくなり、今後の塗り直し・メンテナンスもしやすくなります。
ローラーを使い、凹凸が生まれないようにしましょう。

□まとめ

今回は、水性塗料と油性塗料の違いと水性塗料や油性塗料を使用する際のポイントについてご紹介しました。
水性塗料と油性塗料の違い、その特徴について理解が深まったことでしょう。
ぜひ、塗装選び・塗装作業に活かしてみてください。

当社はお客様に快適を提供することをモットーに塗装を行なっています。
ご自身で塗装できない部分や対処できない劣化症状などが見つかった際にはぜひ、お気軽にご相談ください。

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