外壁塗装を行う際に、施工期間をなるべく短く済ましたいと考えられる方は少なくありません。
今回は、外壁塗装において必要とされる足場の解体にかかる時間と、その注意点についてご紹介します。
外壁塗装の際に必要となる、足場の解体作業を短縮したいと考えている方、具体的にどのくらいかかるのか気になっている方は必見です。
□足場の解体にかかる時間について
足場の解体作業にかかる時間は、いったいどのくらいなのか。
その長さについて、気にするまで考えたことがない方も多いでしょう。
ここでは、具体的な作業時間の目安についてご説明します。
外壁塗装の際に組み立てられる足場ですが、一般的には組み立ての作業に比べて、解体の作業の方が早く終わる傾向にあります。
足場の解体作業にかかる時間の目安は約3〜4時間、資材の運び出しも含めると半日ほどであり、敷地の広さによって作業時間は左右する仕組みです。
ご自宅の周辺に資材を積む車両の乗り入れが可能なのか、外壁のデザインの複雑さも作業時間には影響を及ぼします。
また、解体作業を行う日の天候によっては、作業が行えない場合もあることを留意しておいてください。
□足場を解体する際の注意点について
足場の解体作業について、ただ組み立ててあったものを取り壊し、資材を運び出すだけの作業と考えている方もいるでしょう。
実際の足場の解体作業は、以下の注意点を含んだ手間をかけて行われる作業なのです。
＊作業前の確認
足場の解体作業は、当日に作業する作業員全員で手順を確認することから始まります。
その際、安全帯と呼ばれる工具の着用が促されます。
＊徹底事項
足場の解体作業中は、作業の周辺で一般の方を巻き込まないようにするため、カラーコーンや防護柵を設置します。
これは、高い場所での作業の弊害としてある、工具の落下や倒壊から守るための作業です。
また、重いものを2人がかりで運ぶ点でも徹底しており、少しでも事故のリスクを減らす取り組みがされています。
＊最後の点検
足場の解体作業は、転落事故や飛来落下災害といった事故が起こりうる危険な作業です。
そのため、作業に当たる作業員も、足場に関する「特別教育」を事前に終了した人のみと限られています。
そして、作業主任者が最後に部材の入念なチェックを行うことで、ご自宅と部材の接触による傷がつくのを防ぎます。
□まとめ
今回は、外壁塗装において必要とされる足場の解体にかかる時間と、その注意点についてご紹介しました。
一見、ただ解体しているだけに見える作業も、実は手間をかけて行われていることがわかったでしょうか。
解体作業のスピードも大事ですが、作業中の事故やアクシデントを事前に防ぐためにも、作業員・依頼主のどちらもが、安全の重要性を意識しておくことが大切です。